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腰の横側の痛み

腰痛を起こす筋肉は沢山あります。腰の横の痛みが気になる場合には腰方形筋、中殿筋、という筋肉が炎症を起こしている事が多くそのポイントに鍼を刺して行きます。

ところで中殿筋とはどこにある筋肉かと言いますと骨盤の外側から股関節の外側に向かって付着している筋肉です。外側と言っても面積は広く、わかりやすく言えば、股関節の付け根辺りから腰骨のベルトラインのぼこんとでっぱりの部分までというとお分かりいただけるのではないでしょうか?
と同時に、「ああ、ここここ、ここが痛いんだ」というポイントも見つけて頂く事が出来るのではないかと思います。
働きは足を外側から上げたり、股関節を内側にひねったり、外側にひねったりするのにとても大切な筋肉です。
通常、内側にひねる筋肉と外側にひねる筋肉は、主動筋と拮抗筋と言って別々の筋肉が互いに拮抗し合って成り立っているものですがこの中殿筋は前部繊維と後部繊維に分かれており、それぞれが主動と拮抗をし合っているという骨格筋の中でも優れた機能を持った働き者の筋肉です。ですので、中殿筋は皆さんとても大切にしましょう!
どの筋肉も大切ですが、私はまずこの「中殿筋」は最も腰の中では重要な筋肉ではないかと思っております。

腰の筋肉は少しずつ沢山の筋肉が微妙に助け合いながら成り立っております。痛みのある筋肉のみを治療したとしても、痛みがまるで別の所へ移ったように感じるのは、痛みが移ったからではなく実は様々な筋肉が関係していた結果なのです。
なので腰痛は実は非常に複雑なメカニズムなのです。
まず一番最初に「どの筋肉が痛いのか」を特定します。
その為には問診で患者様からお話をお聞きするほかに「徒手検査法」でもって「どの動きで痛みが出るのか」を確認していきます。

一方、「腰方形筋」ですがこちらの筋肉は深い所に付着しており「深層筋」(しんそうきん)と呼ばれるものの一つです。
場所は骨盤の上の所のベルトラインの辺りに「腸骨稜」(ちょうこつりょう)という部分がありますがそこからL1~L4腰椎の横突起に付着しています。分類的には腹筋の部類に入ります。体幹を側屈させる働きがあります。

よく腰痛でも「腹筋の中の方が痛い」という方は意外に多いものです。この腰方形筋が関与している事が言えます。
横向きに寝て、深層筋である腰方形筋に届く様に鍼は長い鍼を用い、斜めに深く刺して行きます。